「でこぼこ」とは?
得意な事と不得意な事の差が大きい子ども達、いわば、「でこぼこくん」、「でこぼこちゃん」。
前向きにとらえていきたい気持ちを持つ親が集まって、団体名に「でこぼこ」と名づけてみました。
私たちは、キャンプや野外でのバーベキュー、工作や和菓子作り等、気軽に参加できる親子の交流を通じて、
手先の訓練や友達とのコミュニケーション能力の向上を目指してみたり、といった活動をしています。
孤立して悩みを抱え込みがちな保護者のために、学習会や講演会、茶話会等を開催し、
情報や交流の場となるような活動を企画しています。
子ども達ひとり一人の状態への正しい理解、適切な支援・環境を整えるため、
行政や教育の現場の方達との積極的な連携をより深めていきたいと考えております。
わたしたちでこぼこの前身は、2004年に、
西東京市の情緒通級指導学級に通う子どもを持つ有志の親による
『中学の通級を開設していただく為、市政にお願いしていくこと』を目的とした活動でした。
この時、2355件もの請願の署名が集まり、議会に陳情書が提出されました。
全会派一致で『採択』されたにも関わらず、何故か保留のまま、なかなか通級は開設されませんでした。
そして2006年、現メンバーの一部により、同じ目的を持って、新たに会が立ち上げられました。
再度の陳情と様々な訴えの活動を経て、待ちに待った中学通級が、22年度4月より開設される事になりました。
わたし達みんな、でこぼこと偏りのあるものの集まりです。
そこで・・・・・ 西東京通級親の会「でこぼこ」と名前をつけてみました。
まだまだ理解の少ない「発達障害」・・・中でも、知的な遅れのないタイプ(遅れがあっても軽度)は、
とても理解してもらいにくい子どもたちです。
アスペルガー症候群、高機能自閉症、ADHD、広汎性発達障害、学習障害(LD)、軽度の精神発達遅滞など・・・
この子どもたちが、地域の中で暮らしていくこと、そしてわたしたちなき後も、自立した社会生活を営んでいけること。
どのご家庭でも、子育てしていて困惑や孤独感、諦めや将来への不安を感じるときがある事だろうと想像します。
困ってる者同士みんなで知恵を集めたら、もしかしたらできることがあるかもしれない・・・
そんなコンセプトで、「でこぼこ」の活動がはじまりました。
当事者と家族、そして支援者が、より生きやすくなることを願っています。
私たちは、会員を随時募集しております。
ちょっと興味があるので関わってみたい…という方やイベントだけ参加やお手伝いをしてみたい!という方も大歓迎です。
お気軽にメールやメッセージを頂けると嬉しいです♪